生命保険を換えるテクニック

今まで利用があった保険会社の生命保険を止めて、別の新しい生命保険に乗り換えるという話です。もちろん生命保険選びをしています。これは重要な話で、最初に新しい保険会社の保険契約をして保障が開始されたあとに、その後に今まで利用があった保険契約を解約することです。実はここで問題が起こってしまいます。前の会社と、あとに加入した会社への重複の支払いが時期によっては、生じてしまいます。例えば1月の中くらいにあとの保険契約をして、1月の末に前の保険料の支払いがされます。
しかし、あとの保険については2月にならないと保険の成立がされるかどうかがはっきりとしません。健康診断の結果などで「契約拒絶」など条件があるからです。この場合は、2月のはじめに契約成立すれば、あとの保険の保障が開始とともに前の保険は解約してしまいます。そうすることで、以前の2月分の保険料を支払わなくて済みますね。もしも、ゆっくりと構えていたりする場合には、前の支払いが銀行口座より引き落としをされてしまうので注意をしましょう。こういう場合は1月分の保険料を前の支払いをするのを止めてしまいます。要するに銀行の口座側の引き落とし自体を先にストップしてしまういます。では、「保障が切れてしまい大丈夫か?」と、心配にもなりますが、しかしそれは大丈夫なのです。
例え保険料の支払いが月払い契約をしているケースでは、もしも保険料が未払いとなっていても翌月末までの保障はちゃんと続いているので、「払込猶予期間」という期間があるから大丈夫なのです。その後にあとから加入した方の保険が成立したときに、1月の保険料を未払いの状態で解約をしてしまいます。ただし、この解約返戻金より1月分の保険料が支払いがされるかどうかは、解約をした時期によって、または契約日によって、保険会社にも支払いの扱いに違いがあります。
仮に差し引かれたとしても仕方ないですし、もしもあとの保険が不成立だあれば、慌てて2月分を支払えば良いですから。これは、各保険会社には保険料の自動振替貸付制度があります。払込猶予期間を過ぎてしまって保険が失効しそうであれば、その保険契約の解約返戻金程度の中で料金の貸付を自動的にしてくれます。けれども、自動振替貸付がされた後で解約をしたのに、その支払い分をどうするんかと、たまに「もめる」こともあるので注意をしましょう。保険料の支払いが元々1ヶ月分が遅れているケースがあり、保険料がストップしていると直ぐに払込猶予期間が過ぎていて「失効」か、「自動振替貸付」になってしまいます。