誰にでもある「万が一」の為に
若い世代の20代であれば体も元気で気力と若さが勝負ですから、多分保険を考えるという人は、特殊な仕事をしているか、病弱で体のことを考えている人、もしくは既に家庭を持っている人ではないでしょうか。30代になると、それがガラッと変わり始めます。
体力に衰えを感じ始めることが多くなるからです。そのときに初めて「生命保険加入」を考えたり、「医療保険加入」を思案したり、既に保険に入っている人はもしかすると、「生命保険選び」で悩む人もいることでしょう。生命保険は被保険者が「死亡」したときに、初めて保険金を出される保険になります。被保険者に家族がいて、世帯主がなくなることで生活や生涯において全てが一転してしまうことになります。その家族に対しての最低限の生活の「かて」になるものが、生命保険金になります。ですから、子供一人、奥さんの3人家族と、子供5人、奥さん、祖父母の世帯主合わせて9人家族であれば、受け取りたい保険金額も全く違うものです。
掛ける金額でいくらでも大きな保険金を受け取ることはできます。最低限生活ができるようにしたいものです。保険加入の体験談。いつも保険のことをお世話になっている外交員の女性がいます。毎月の支払いが小さくて結婚をしたときに大きくしたのですが、そんな支払いも掛け替えの相談もしてお世話になったことがあります。細かい相談もいろいろとのってくれて、言葉は悪いけど面倒見がよい人でした。その後、結局はその生命保険をやめることになりました。ですからその女性には出会うことがなかったのです。かなり後から聞いた話ですが、その女性は「ガン」になって亡くなったと聞かされました。
とても健康的な感じで病気のイメージはないし、まさか保険を売っている人が病気になってしまうなんて、信じられない思いをしました。しかし保険とは、本当に思いもよらないことに前もって考えていくことなんですね。どれほど健康でも病気になります。気をつけていても怪我や事故はつきものです。保険なんてかけなくてよいんだ、年をとってからでもよい、小さな保障でよい、いろいろ意見はありますが、「万が一」は意外にも近くに潜んでいるかもしれません。